ただし、そのままコンパイルしてしまうと、XOpenDisplay()等の関数を呼び出してしまうので、Xをインストールしていない環境では、OpenSim起動時にエラーになってしまいます。
この為、次のMakefile.localと、files/patch-src_general.c を x11-toolkits/libgdiplus のディレクトリに追加してビルドします(昔の記事には、このパッチを載せてなかったみたい...そのうちちゃんとまとめねば....)。
ただし、これはXをインストールしていない環境で無理やりOpenSimを動かすためのものなので、Xが存在する環境では、この作業はしないでください。libgdiplus を使う他のアプリケーションに悪影響がでる可能性があります。
Makefile.local
# # Makefile.local --- Local settings for OpenSIM # .if defined(WITHOUT_X11) CFLAGS+= -DWITHOUT_X11 MAKE_ARGS+= 'SUBDIRS=src' .endif
files/patch-src_general.c
--- src/general.c.orig 2011-01-13 22:28:19.000000000 +0000 +++ src/general.c 2012-08-27 07:31:08.000000000 +0000 @@ -132,6 +132,9 @@ dpis = h_dpi; return dpis; +#elif defined(__FreeBSD__) && defined(WITHOUT_X11) + dpis = 96.0f; + return dpis; #else char *val;これで、Portsを最新にしても、OpenSimを動かすことができるようです。