2012年12月4日火曜日

CTRL-CでOpenSimが落ちないようにする

OpenSimを端末ウィンドウでうごかしてる場合、CTRL-Cを押すと中断されて落ちてしまいます。これはWindowsでもUNIXでも同じです。UNIXの場合は、端末でCTRL-Cを押すとSIGINTというシグナルが発生し、その端末上で動いているプログラムを中断させます(デフォルトの動作の場合)。

私は、WindowsマシンでViewerを動かしながら、OpenSimが動いているサーバーにTeraTermで接続してOpenSimのコンソールを操作しています。CTRL-CはWindowsでは、Copy&PasteのCopyのショートカットキーになってますので、Windowsのノリで、sshの端末画面の上で間違えてCTRL-Cを押してしまうことがよくあります。また、UNIXのShellのコマンドラインでは入力途中のコマンドをCTRL-Cを押して中断・破棄するということもよくやります。

そういう手クセがついていると、OpenSimのコンソールでついついCTRL-Cを押して、誤ってOpenSimを落としてしまうことがあります。こないだも、OSGridの私のリージョンに人が来ていたにもかかわらず、CTRL-Cを押してしまったようです(手クセなんで、あんまり自覚がない。ごめんなさいwww)。

これを防ぐために、次のような「opensim_start.sh」というスクリプトでOpenSimを起動するようにすると、CTRL-Cを押しても大丈夫になります。
#!/bin/sh
stty intr undef
mono --debug OpenSim.exe
stty intr ^C
キモは、「stty intr undef」 というコマンドで、intr (SIGINT)を発生させる文字コードを未定義にしてからOpenSimを起動してます。これで、OpenSim起動中はCTRL-Cを押してもなにも起こりません。そして終了前にCTRL-Cに戻しています。sttyの詳細についてはオンラインマニュアルを見てください。

まあ、これで不用意にOpenSimを落としてしまうことが少なくなると思います(^_^;)。